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■広がる使い方、無駄もなく◎
 食欲の秋が到来した。「特大」「大盛り」といった食のメガブームの一方で、見逃せないのが「ちょこっと」需要。つまり、小容量の食品の人気だ。無駄なく使い切れるだけでなく、使い方の汎用性も広がり、その魅力が注目されている。(榊聡美)


≪茶碗1杯分≫
 通常のわずか7分の1の量で、温めなくても食べられる“携帯レトルトカレー”が人気を呼んでいる。
 これは、東名阪エリアで販売されている江崎グリコの「ちょい食べ」シリーズ。30グラムのカレーソースがスティックタイプのパウチに入っている(4本入り)。手作りでは大鍋でたくさん作るとおいしいとされるカレーだが、小容量の利点は意外なほど多い。
 まず、突然食べたくなるというカレーの特性にぴったりで、お茶碗(ちゃわん)1膳(ぜん)分にちょうどよい分量。温めず食べられるので、お弁当にも添えられるし、トーストにつけることもできる。
 中身にも工夫がある。「常温でもおいしく食べられるように、小麦粉の配合を控えめにし、バナナピューレや裏ごし野菜で自然なとろみとうまみを出しています」と、同社広報IR部の吉村貴宏さん。
 また、ドライカレーや野菜いためのみならず、フライのソースにしたり、ポテトサラダに混ぜたりと、調味料代わりに重宝に使えるのも人気の理由だ。

 ≪ご飯に混ぜるだけ≫
 ご飯(うるち米)に混ぜるだけで2個分の赤飯風おむすびが手軽に作れる、ミツカンの「おむすび山 赤飯風味」は、発売1カ月で150万袋を突破するヒット商品になっている。
 通常、赤飯はもち米に水、あるいはささげや小豆の煮汁を一晩漬けて炊く。手間暇がかかり、家庭の味からは遠ざかっているものの、コンビニエンスストアのおむすびでは、売上額の上位をキープしている。同社は、そこに注目し、5年をかけて商品化にこぎつけたという。
 温かいご飯に混ぜると、特殊加工が施されたもち米粉が、ご飯の一粒一粒をコーティングし、もち米そっくりのもちもちとした食感になる。

 ≪ありそうでなかった≫
 名古屋市に本社を置く盛田から9月に発売された、1袋で2杯分のみそ汁が作れる「ちょうどがうれしい赤だしみそ」(40グラム)も好調な売れ行きだ。
 本場である愛知県を中心とした東海地区以外では、赤だしみそはもてあましてしまい、使いきれないという声が多い。そこで、たまにしか使わないうえに、1回の使用量が少ないという一般的な使われ方に合わせて、使い切りサイズに。
 さらに、通常の赤だしみそより、やわらかく仕上げることで使い勝手もぐんとアップさせた。「今までありそうでなかった」と全国からの問い合わせが後を絶たないとか。

 ≪重たい食品を敬遠≫
 核家族化が進み、1世帯当たりの人数が減る中、相次ぐ食品の値上がりで、無駄をなくそうと小容量の食品は需要を伸ばしている。さらに、ガソリン価格の高騰から自動車での買い物を控える傾向もみられ、重たい食品が敬遠されている。1リットルで買っていたしょうゆは500ミリリットルに、卵は10個入りパックを6個入りに…といった具合だ。
 ちなみに、「しょうゆは開封後、約1カ月で使い切れる量を、そして開封後は冷蔵庫での保存をおすすめしていますので、使用量が少ない方が小容量の商品を選ぶことは良い傾向だと思います」(キッコーマン広報・IR部)。
 小さいことはいいことだ-。食の世界では、それがトレンドになりそうだ。





小さい食品サンプルを見ると人形サイズかどうかを考えてしまう。
これは違う話だろ。
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